- その4 -
自分自身に胸をはって歩け。
後悔することのないように。
他人を批判するとき、まずその前に考えること。
自分がその人になって考えることだ。
なぜ彼はそうしたのか? そう考えるのか?
納得するまで自分の中で試行する。
そうすれば、その後の行動は自ずと定まるものだ。
道には交差点もあれば行き止まりもある。
大通りもあれば小さな裏路地もある。
遠い先を見通すことなんてできない。
だからこそ進む楽しさがあるのだ。
おそれず、ゆっくりと歩こう。
他愛もない冗談を言い合えること。それがとても大切なんだ。
今しかできないことがある。
そして、後になってみなければ分からないこともある。
まるでとまっているかのようにして流れる時間。
ふと気付いたとき、振り返って愕然とすることもある。
だが、決して元には戻れない。
自分を信じて、次の一歩を踏み出すしかないのだ。